
ごきげんよう!
誰でも簡単キレイな大人着物
はじめませんか?
神戸 芦屋 西宮
着付け教室るりいろの松本ちえです。
「着付けに興味があるんだけど
私は不器用だし、覚えられるか心配です」
よく、こういうお声を頂戴します。
曖昧な言葉は使わない
・○○のあたりで
・○○くらいを
そう言う言葉は使いません。
曖昧な言葉だと、
生徒さんによっては毎回、場所が違う可能性があります。
これだと覚えられない。
なので、
「両手で○○をつまむ」
とか、
「左手で○○を押さえる」
とか
明瞭な言葉でお伝えすることを心がけています。
だからこそ、再現性が高いのです。
短い言葉を使う
生徒さんのタイプを見極める
例えば
「なぜ、その位置を持つのか」
など、理論的にわかったほうがすんなり覚える方もいます。
一方で、とにかく体で覚える方もいます。
おしゃべりしながら、
私の雑学を聞いて、それを思い出すきっかけにしながら
覚える方もいますし。
「先生、少し黙ってもらっていいですか?」
っていう、超集中タイプの方も!
私はその方に合わせて
伝え方を変えています。
理論的な方には
ホワイトボードに図示して説明することもあります。
雑学タイプには
「衣紋(首の後ろの空間)を開けるのは大人女性だけ。
男性と子供は衿をぴったり首に沿わせます」
と説明しておいて
衣紋を抜くのを忘れるたびに
「大人女性の特権がありません笑」と
お伝えして、「あっ!」と思い出してもらうことも。
体で覚えるタイプの方には
本当に手を取って
「ここを持ってください」
とお伝えすることもあります。
超集中タイプの方には
重要なことだけを、短く何度もお伝えしたり。
そして、これは
いくつかの特徴を知れば、どのタイプかわかるので
私の講師養成コース でも
お伝えしているところです。
タイムトライアルで集中する
8回目のレッスンでは「タイムトライアル」
として、着物を肌着から、帯、帯締め・帯揚げまで
何分で着れるかタイムを計っています。

これは、ご自宅で着物を着るときに
どれくらいの時間かかるか
ご自身で把握してもらうためで
早ければよいとか
遅ければだめ、というたぐいのものではありません。
でも、ここでみなさん「やらねば」となるんですよね。
そして着付けのスピード自体は、
子供がボタンをはめる練習するのと同じかなと思います。
子供のころ、ボタンを嵌めるのも最初はとても時間がかかったはず。
しかし、やり方を知ったら自分で嵌めたくなったし
何度も練習するうちに、素早く嵌められるようになりましたよね。
着付けも同じ、着付けのやり方を知れば
あとは練習すればスピードアップは可能です。
最後に
まだ、
「着れないかも」、「覚えれないかも」って
そんな無駄な悩み、抱え続けますか?笑
【関連記事】