
ごきげんよう!
誰でも簡単キレイな大人着物
はじめませんか?
神戸 芦屋 西宮 着付け教室るりいろの松本ちえです。
誰でも簡単キレイな大人着物
はじめませんか?
神戸 芦屋 西宮 着付け教室るりいろの松本ちえです。
今日は、意外と知らない?
足袋(たび)の履き方を紹介したいと思います。
先が2つに分かれている、
和製靴下とでも言うべきもの、
それが「足袋」。
最近はストレッチがよく効いて伸びるもの、
そもそも足袋ソックスというソックスと同じ生地で出来たものもあります。
しかし、昔ながらの足袋は、綿で出来ていて、伸びない。
よって初めは履きにくいかもしれません。
それでは、足袋の履き方です。
まずは半分に折り返します。この状態で、足袋の奥まで、指をしっかり入れます。
次に踵をはめます。
鞐(こはぜ)と言われる留め具は、下から留めるとスムーズ。この時、足首を直角にしたいので、立て膝をして、嵌めていくといいですよ。ちなみに江戸時代は、まだコハゼが存在しておらず、紐がついていて、それで縛って留めていたそうです。一度、江戸吉原を舞台にした時代劇で、足袋を脱がすシーンがあったのですが、その時に紐がついていて、「おおっ!これか!」と思ったのを覚えています。
足袋は、肌着を着る時に身につけておきましょう。
着物を着終わってからだと、
しゃがんだり、
立て膝したりすると着崩れしてしまいますからね!
伸びない綿の足袋ですが、
足にフィットするものを選ぶと
シワなくスッキリ美しく履けます。
私は足の幅が細いので「笹型」というのがぴったりです。
百貨店などだと、試着用の足袋が用意されているところもありますよ。
私の場合、普段はストレッチの足袋ですが、
お茶会などでは昔ながらの綿のものを履いています。
気持ちがシャンとします。