号泣する読書「12番目の天使」

今日は、着物には関係がないのですが、とても感動した本があるので、ご紹介したいと思います。

皆さんは、読書で泣いたことがありますか?
私はたま~にあります。「泣くんだろうな」っていう、悲しいラブストーリーや、動機が切なすぎるミステリーなんか、涙腺が緩みやすいです。

しかし今回の本「12番目の天使」は、そういうのとはちょっと違います

そもそも、メンターや仲間たちとの朝のミーティングで今世紀最大の発見が「思考が現実化する」ということ。そして、現実化させるためのマインドとはどういうものなのか、それを知るために課題として出た本それが「12番目の天使」でした。

 

この本を、私は京都からの帰りの阪急電車で読んでいました。そして、高槻から淡路くらいまで、ずっとウルウルしていました。

 

さて、物語の主人公は幸福の絶頂から、喪失感のどん底に突き落とされた男性ジョンです。そしえ彼の天使となるのは11歳の少年でした。

11歳の少年ティモシーは、運動が苦手なようで、簡単なフライボールも捕ることができません。足も遅いし、ヒットも打てません。

それでも、へこたれないし、諦めないし、果敢にボールに向かっていくし、そして誰よりも自分のチームに声援を送り、応援します。

自分が11歳のころ、器用に勉強もスポーツもそれなりにこなしていた私にとっては、彼の頑張りの原動力が全く分かりませんでした。

大切な試合での失敗の後は、落ち込んだりするけれど、それでも次の試合にはまたやる気満タン頑張るのです。

そしてジョンは、ティモシーが「僕は毎日毎日あらゆる面で、どんどん良くなっています」というのを聞くに至って、かれの諦めないマインドの元が、この前向きな言葉を口にだすことによるものだと気づくのです。

物語の中で、ジョンはナポレオンヒルらの自己啓発本を読んでいた設定だったので、この自己暗示ともいうべき、言葉の重要性に気が付きます。

そして、11歳の子供が誰よりも、この前向きな言葉を口に出すことを実践しているのです。

いまでこそ私も、「自分の言葉で思考が作られる」「だから言葉は大切」「口にする言葉はよく考えて」「そしてその思考が現実化する」ということを知識としては知っています。ナポレオンヒルの本も読んでいます。でも、この11歳の少年ほど、言葉の重要性がわかっていませんでした。

 

皆さんは「明日死んでもいいほど、悔いなく生きているか?」と聞かれたら、なんと答えるでしょう。私は「いえ、まったく」です。笑

ティモシーは、11歳にしてその人生の一瞬を無駄にせず、ひたすら信念を持っていました。彼はこの上なく前向きで、素直で、ひたむきで、一生懸命なのです。彼の姿勢から「神は自ら助けるもの助く」という言葉を思い出しました。

なぜ、かれがそこまで徹底しているかは、ぜひ本を読んでいただきたいと思います。

その小さな体に宿した信念の強さに、涙せずにはいられませんので、マスカラはつけずにおいてください。

と、同時に私たちは「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、諦めない」ことの真の意味を知ることになるのです。素直で前向きで諦めない人間には、正しく導く人が現れ、正しい努力の末、最終的にはその人の欲しい結果を得ることが出来るのです。

そして、この物語が教えてくれることは、前向きなパワーが伝染すること、仲間がどれだけ大切かということです。

 

もし、あなたが変わりたいと思っていたり
引き寄せの法則は知ってるけど、具体的にはどうするのかわからない、という場合、
とりあえずこの本を読んでみてください。

 

この本は、立ち止まって深呼吸する時間を与えてくれると同時に、この人生で一時も無駄にすることがないよう時間を大切にせよ、そう言っているように感じます。

12番目の天使

 

 

 

 

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