秋のアンティーク着物コーデ

  • 先日の着物コーデのご紹介です。今回のコーデ、FBでは「赤が意外です」なんてお声も頂戴しました。確かに、最近ここまでの赤い着物は着てなかったかも。

テーマ

今回は「ここぞという時の着物」がテーマでした。お気に入りだけど出番がない。いつ着ていいのかわからない。普段には華やか過ぎるけど、着ていく場所がない。そんな着物たちの出番になれば、と考えたランチ会のコーデです。

私は、大切にしている戦前の着物、一般にアンティーク着物と言われているものに、これまたアンティークの帯を選びました。どちらも大切にし過ぎて、あんまり出番がないのです。

着物

朱色に近い赤の着物。錦紗(きんしゃ、錦紗縮緬の略)と呼ばれる絹織物です。細かいしぼ(凹凸)があり、全体的にとろんとした垂れ感がありますよ。とろみブラウスみたいなイメージでしょうか。

模様は「菊」を意匠化したものです。菊は秋の花ですが、長寿のイメージもあり、一年中着用できる柄です。

繻子(しゅす)の帯地に、刺繍を施した袋帯です。唐草に椿かな?シャンパンゴールドの帯は、いろんな着物に合わせやすいです。黒地、赤地、紫、橙色、青系などなど、本当に万能です。とはいえ、繻子は薄く繊細な織り物。摩擦にも弱いし、またしばらくは、タンスの中でお休みです。笑

小物

小物でも雰囲気が変わります。今回は、帯と着物が主張が強いので、小物はあっさりめです。

半衿

絹の白地に膨れ織り。白だけだとちょっと寂しいけど、色を入れるとコーデがまとまらない。そんなとき、この膨れ織りの半衿だけで、ちょっとゴージャス感が出るのでお気に入り。KIMONO MODERN

 

帯留

帯の刺繍が豪華なので、帯留はシルバーの小ぶりな雲形を。シルバーは帯や着物の色も選ばないので、使いやすいです。雲はおめでたい感じもしていいですね。

帯揚げ帯締め

帯揚げも帯締めも、帯の色から緑と朱色を取って合わせました。

帯や着物の模様と同じ色の小物にすると、合わせやすいです。

髪飾り

淡いピンクのコームでしたが、ここはもう少し派手にしてもよかったかな。ゴールドのバレッタとか、もう少し大ぶりのものでもバランスが良かったかもしれませんね。

まとめ

今回は、着たい着物を決めて、そのほかのものを組み合わせていきました。時によっては、帯から決まることもあるし、小物から決めたっていいのです。着ていて楽しいもの、それが正解だと思います!

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