国宝展へ

昨日は、京都国立博物館で開催中の「国宝展」へ行ってきました。

特別展覧会「国宝展」

チケットは、ネットで当日券を買い、スマホの画面のQRコードを見せて入場しました。チケット窓口に並ばなくていいし、スマホがあればチケットを忘れることもないので便利ですね。電子当日券は公式サイトから購入できます。

 

その後、展示室に入場するまで30分ほど並びました。列は常にゆっくり動いているし、そんなに待った感じはなかったです。

 

で、館内に入ると、誰もが見たことあるアレやコレ。観るものすべて「国宝」!展覧会はだいたい女性が多いイメージでしたが、男性が多かったように思います。年齢は5~60歳代かな。若い人は男女ともに少なかったですね。ま、平日の15時に行ったからかな。

 

 

中は、金工、肖像画、染色、考古、彫刻、などのカテゴリーに分かれていました。興味ある所から観てよかったので、結構、自由に見て回れましたね。ま、人は多かったけれども。

 

 

仏像も、絵画も焼き物も、教科書に出てきた三蹟の書簡も気になるけど

やはり、装束は一番、気になりました。絵画でしか残っていない平安時代前後の衣類が目の前にあるわけですから。絹の質感も素晴らしく、よくぞ、現代まで残ってくれたな!という感じです。

 

あとは、肖像画。これも当時の装束を知るうえでとても参考になります。伝源頼朝像や平重盛像は角ばった衣装をきているのですが、これは糊をバリバリに効かせていたから。平安時代後期に確か後鳥羽天皇がこういった装束を革新したと思います。

あ、その後鳥羽天皇の宸翰(天皇直筆の書簡)も展示されていました。やはりとっても美しい文字でしたよ。

 

尾形光琳の八ツ橋はもちろん美しいし、火焔型土器の中までのぞき込めたのは本当に興味深かったです。火焔土器の形のカップラーメン専門容器が発売されたとき、内部の形が蓋ができるようになっていて「?」って思っていたけど、そっくりだった!

 

そんな感じで、じっくりと見れないほど人は多かったですが、観たいものは観れたし、満足満足。

 

国宝って、後世に残して行くために、しっかり保管は大切だと思います。でもしまい込むのではなく、こういう感じで国民が身近に見れて、その技術の高さに驚いたり、当時のことに想いを馳せるということも重要だと感じました。

 

ちなみに京都国立博物館の本館自体も明治時代の美しい建築です。「京都国立博物館」の文字のフォントが好き!

「国宝展」は11月26日まで。土日は凄い人かもしれませんが、夕方はちょっとマシかも。

 

 

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