
秋らしい気温になってきましたね。
洋服でも、寒くなったら上着を羽織るように、
着物でもカーディガンのように使える羽織りもの、
その名も「羽織(はおり)」があります。

寒くなってきたら、羽織の出番です。
羽織は、洋服のカーディガンと同様、
室内でも脱ぐ必要がありません。
今日はそんな羽織を
着こなすときのポイントをお伝えします!
羽織を着る時のポイントは、大きく2つ。
注意点①
必ず「羽織紐」が必要
羽織の衿の内側、よく見ると小さなループが付いています。
拡大するとコレ。「乳(ち)」とよばれるループです。
これに羽織紐をつけて使います。
内側から通します。
ヘアピンを使うと、あっという間です。
ここまで通しておきます。
次に通した羽織紐の輪に、紐本体を通します。
ちょっと、先を折ってから通すと、すんなり通ります。
こんな感じで通して引き抜きます。
羽織紐の結び方は、帯締めと一緒です。
これが、面倒な方は、ひっかけるだけの羽織紐がオススメ。
上 アンティーク
下 カカラ装飾品店
注意点②
衿を折って着る
羽織の衿は外側に折って着ます。
特にくびの後ろ、「衣紋」の部分は、
外側に半分に折ります。
これ、忘れがちなので、要チェック!
たまに、折ったつもりでも、
折れていないこともあります笑。
大阪だと、知らないおば様が
無言で後ろから手を伸ばして、
折ってくれる・・・なんてこともありますから。
丈が長めの羽織はとってもエレガント。ぜひ、着てみてくださいね~。