
ごきげんよう!
誰でも簡単キレイな大人着物
はじめませんか?
神戸 芦屋 西宮
着付け教室るりいろの松本ちえです。
最近、「着物って、誤解されてるな!」って思うことがよくあります。
「着物って○○そう」
「着物って○○なんでしょ」
そんな思い込み、ある人も多いのでは?
ということで
皆様の誤解を解いて
着物のハードルを下げていきたいと思います!
私のミッションは
着物をファッションとして
日常に取り入れ、楽しんでもらうこと
お洒落の幅を広げて
豊かな人生を謳歌する女性を増やすことです!
最初のテーマ「着物のお手入れって大変なんでしょ?」
これ、本当によく聞かれます。
「着物って、お手入れが大変なんでしょ?」
もう、みんな、まだ着てもないのに
お手入れの心配するなんて
どんだけ先読みしてるんだか笑
単刀直入に言います。
着物のお手入れは
脱いだら干す!
これだけです!
ここ重要なのでもう一度
脱いだら干す!
です。
真冬でも、着物を数時間でも着ていれば
必ず、湿気がこもります。
着物はこの「湿気」が苦手!
なので、しっかり干して
この「湿気」を飛ばしましょう
あれば、このような着物ハンガーにかけて
干しておきます。
これは帯も同時に干せるタイプ
直射日光と、蛍光灯を避け
(日焼けして変色することがあるので)
丸1日ほど吊っておけばOKです。
そう言えば
100均の突っ張り棒を着物に通し
中心にS字フックをつけて
着物ハンガーの代わりにしているっていう投稿を
Facebookで拝見しました!
それも面白いですね。
もし、洋服用のハンガーしかなければ
そのままだと、肩にハンガーの型が付くことがあるので
ハンガーにバスタオルなどをかけて
クッションにしてから干すと安心です。
ということで、着るたびにお手入れに出すとか
そんなことは一切しておりません。笑
ほら、ジャケットとかコートとか、
毎回、クリーニングには出しませんよね!
そんな感じ!
もちろん、「洗える着物」として作られているものは
ネットに入れて洗濯機で洗えます!
明らかに汚してしまったとき
膝の上にお醤油を落としたり、
メイク直しでうっかり口紅が付いたり
指のさかむけから出血していて、
血液がついたり。
(けっこう、よく聞きます(^^;))
こういう場合は、慌てずに
まず乾いた布で押さえて
(決してこすらない!)
後は、プロにお願いしましょう。
基本、絹で出来ている着物は
お家では水洗いできません。
色が移ったり、縮んだりしてしまうからなんです。
(私は実験的に洗うことありますが、
実験ですから、失敗もある!)
着物のお手入れを専門にしているお店を
悉皆屋(しっかいや)と呼びます。
「ことごとく」という意味なんですね。
ネットでも検索できますが
ちかくに着物を着ているお知り合いがいれば
紹介してもらうのもいいでしょう。
このときに何で汚したかを伝えると
よりきれいに取れやすいです。
また、ほとんどのお店は
実物をみて、無料で見積もりを出してくれます。
私の教室では
生徒さんのお住まいや
お手入れの内容によって
悉皆屋さんを紹介したりしています。
特に大切な着物やアンティーク着物のお手入れは
谷町六丁目の静京呉服京染店 さんにお願いしています。
現在のご店主は女性の方。
いろいろ相談もしやすいのがいいですね!
夏の着物のお手入れ
夏はやっぱり汗をかきます。
なので、洗える素材を選ぶことが多いですが
やっぱり絹の素材の心地よさは格別。
ということで、たまには絹の着物も着ます。
で、そのあと、
やっぱりまずは干します。
普段はここまで。
で、夏が終わったら
まとめてお手入れをお願いしています。
それは「汗抜き」です。
帯の下に当たる部分など、
汗を吸っているだろう所に
霧吹きなどで水をかけて
汗を取る、という作業です。
丸洗いと呼ばれる
石油系のクリーニングでは
汗は落ちませんので
別途、こういう工程をお願いしていますよ!
まとめ
お洋服もシーズンオフに
クリーニングに出しますよね。
着物も、毎回、お手入れに出す必要はありません。
しまい込む前に、チェックして汚れていたりしたら
お手入れに出しています。
それよりも
しまい込んで何年も着ないことの方が
着物には負担!
風を通す意味でも
たくさん着てあげましょう!
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