
ごきげんよう!
誰でもキレイで楽ちん。大人キモノはじめませんか?
神戸 芦屋 西宮 着付け教室るりいろです。
私が使っている、着付け小物をご紹介しています。
今回は「衿芯(えりしん)」です。
着物の下に着る「長襦袢(ながじゅばん)」。
これの衿には、「半衿(はんえり)」
という細長い布を縫い付けていて、
「衿芯」はその半衿に通して使います。
横から見たときの、着物の独特の衿のカーブ「衣紋(えもん)」。
これをキープしてくれるのが「衿芯」の役目です。
私が使っているのは、塩瀬と呼ばれる素材
まっすぐで中心が少し細くなっているタイプ。
中心が「くっ」てあるので「くり型」とも言うようです。
私的には、これが一番好きです。
適度に柔らかく、適度に張りがあります
なので、自然に体に沿ってくれます。
あと、ずぼらな私の雑な付け方の半衿でも、
衣紋のところがシワになりにくいです。
(半衿は、汚れたら外して洗えるものです。
外したら、もちろん縫わねばなりません)
ポリ舟底という形のものもあります。
ポリエチレン製で、まあ、プラスチックみたいな感じです。

これは先が細くなってるし、薄いので、半衿に通しやすいこと、この上ないです。
そして、お値段もリーズナブル!2枚で250円くらいかな。
最初からカーブがついているので、衣紋が抜きやすいとされていますが、
そんなに違わないです。

ポリは塩瀬に比べると少し固め。(手前がポリ、奥が塩瀬)。
固いと衿が体から浮きやすいように感じます。
そして、私の雑な半衿のつけ方だと、
結構衣紋の内側にシワがよってしまう気がする・・・。
衿芯は折り目がつかないように保管しておくことも大切。
くるくる巻いておくか、箪笥の引き出しの手前に、
まっすぐ入れておくのもいいですね。
半分に折って保管はナシですよ!
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